ジョニーライデン用06R-2のver.2.0
MGとしては私の中でここ数年で一番期待の大きかったキットだったかもしません。
コミックボンボンという雑誌と、その雑誌にて連載されていたプラモ狂四郎という漫画。
これらで私はMSVの存在、プラモ改造、スクラッチなどという言葉とともに、ストリームベースというプロモデラーを知りました。
そして誌面にて発表された彼らの作例群に憧れたものです。
中でも小田さんの1/60ジョニーライデン用06R-2はネタのインパクト及び作例の完成度において非常に刺激的でした。
たしか誌内にて漫画で製作法が紹介されたんです。
でもソレは雑誌の対象年齢をはるかに超えた内容でした。
『どうせ作例のように作れないから』
というコンプレックス的理由から、私はジョニーライデン用06R-2を作ろうと思ったことがありませんでした。(恥)
その後、いい歳こいてガンプラに復帰するんですが、復帰した初期に手に入れた本のひとつがガンダムウェポンズの06-R編。
(今となって考えると一冊丸ごと06Rというすごい本w)
この中のMAX渡辺さんのジョニーライデン用06R-2もメチャクチャよがったぁ~。
つーか、今でもアレで完璧!と個人的に思っております。
てなわけで、(設定だけでなく立体物として)生まれた時から既にイイモノだったものがなぜイイモノとして製品化されないのか?と思っておりまして、最後のチャンスと思える今回に期待しないわけにはいかなかったのです。
で、実際発売されたものに関してどー思ったかというと。
今月号のHJ誌のジョニーライデン用06R-2の作例で修正された点がまさにソレ。
『なんか違うんだよな…』って思った理由がプロポーションとかバランスとかでなく、『ジョニーライデン用06R-2とはこういうものだ』と広く認知されている有名な設定画にある、パネルラインをはじめとするディティールが無いことだったりしたことには呆れるしかありません。
なんであんな仕様になったんだろ?
最近、その辺の事情には疎いのでよくはわからないのですが、私にとってはウォーカーギャリアの例が記憶に新しいので、余計にガッカリ。
そういう意味では成型色にもガッカリ。(←購入しなかった一番の理由かもw)
塗る暇ないんだからさ…。(威張るな!)
赤って難しいし…。
とにもかくにも、なんだか悲しいのでアリマス。