懐コンのUGC化に向けて?(1) 

カテゴリ:懐コン関連

UGC (user-generated content)とはプロの作り手ではなく、一般の人々によって作成されたさまざまなコンテンツの総称。 特にブログ・SNS・Wikiなどに書き込まれた文章、ファイル共有サイトにアップロードされた画像・写真・音声・動画・アニメーションなどのオンライン・コンテンツ。

懐コンのようなWebサイトはブラウザで表示するためのページ作りだけならブログサービスを使うよりはHTMLファイルを用意したほうが特にアップロードの面で楽なんですが、数年前からそういった知識が無くてもwebサイトを更新できる仕組みとしてブログやSNS、wikiなどがwebサービスとして公開され始めました。

多くのページを分類し直したり、ソートしたりといったことが必要なWEBサイトでは非常に有効・・・というか無いと死にます。(わかりやすく代表的なのはショッピングサイトね。)

この辺はブログをやっている人であればどのようなことをシステムが担っていて、そのおかげでユーザーがどれほど楽をしているかがわかると思います。

んで、懐コンはそうした仕組みの上に置くことで、もし管理者が変わったとしても簡単に引継ぎができるようにと、わざわざメンドーなことをしていました。

というのも、前述のとおりWebを管理する者としての知識を身につける為の環境より、技術の進歩の方が早くコムズカシイ知識など無くてもwebサイトを運営できるようになったからです。

もっとも、「できるようになった」と言っても、目に見える機能としては昔からあるBBS並のことなんですがね。

で、本題「懐コンのUGC化」なんですが、最先端のUGCサイトの持つ機能を全部持たせる必要は無いと考えます。

大体、UGCサイトってのはユーザーにとっても運営者にとっても、実はとってもメンドクセーんです。

閲覧者にとってはログインが必要だったり、ページ移動がスムーズでなかったり、重かったり、変な広告が多かったり・・・。
初心者なんか登録で変なメールが来るようになって不安になったり、アカウント情報無くしたりとかもよくあるし。
それでも多くのUGCサイト利用者がいるのは、そういった面倒臭さ以上のメリットがあるか、面倒臭さに慣れてしまったかのいずれか。

それから運営側
多くのユーザー獲得がサービスの成功であるUGCサイトにとってユーザー数の増加に伴いサポートの負担ってのは侮れないものになります。
また当初は予期しなかったいろんな意味での負荷への対処もそう。
その辺の運営側の問題から頭打ちなサービスは結構多くて、原因はシステムにあるのではなく、根本的なサイト構造や運営者の基本的な管理力の低さだったりします。

余談ですが、webデザインって上記の問題をクリアするサイトを構築することを指すと私は考えます。
グラフィックデザインと混同されますが、それはwebデザインという作業の中のアートディレクションを担当する部分と言えるでしょう。

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